こんにちは、なかばです。
今日は、過去の派遣先での話をしたいと思います。
これは、私が食品輸入販売会社に勤め始めた時の話です。
その派遣先企業での仕事は、受注発注でした。
電話やメール、FAXで受けた注文をシステムに入力し、倉庫に発注する仕事です。
取引相手は、企業やケーキ屋さんなど。
初めは不慣れで戸惑うこともありましたが、難しい仕事ではありませんので、徐々に慣れていきました。
仕事を始めてしばらく経ったころから
帰りに駅のホームに立っているとふと・・・
「ああ、死にたいなぁ。」
入ってくる電車に飛び込みたい気持ちが沸き上がったのです。
「私いま何を考えてた??」
我に返り電車に乗りましたが、なぜそう思ったのかが本当に不思議でした。
オフィスの電話の音がとても耳障りで、初めから気になっていましたが、妙に反響して音に取り囲まれるような不快感が増していました。
私は思い切って派遣先の社員さんに話してみました。
すると、
「前にもそう言って体調悪くなった人が何人か居たんだよね。」
「でも私も分かるよー(^ー^」
初めは自分にメンタル的な問題が発生したのかと思っていましたが、その言葉を聞いて若干の引っ掛かりがありました。
私に仕事の引継ぎをしてくれる前任者はとても痩せている女性でした。
過去の彼女を知らない私は、元から痩せてる体質なのだと思っていました。
しかし周りがその方に掛けている声を聞いて分かったこと。
“彼女は入院をしており久々の出社である”
“以前よりもガリガリに痩せている”
そしてこの会社を辞める
何か病気をされて入院や手術をしていたかもしれない。
でも、何だか怖くて休暇の理由や退職理由を訊くことは出来ませんでした。
そしてその間も私は毎日、帰りの駅のホームで死にたい気持ちになる。
すごく強烈な感情ではなく、ふんわりと湧き上がってくる感じです。
けれど確実に毎日。
「私はこのままだと死ぬのでは?」
始めたばかりの仕事なのでとても悩みましたが、気持ちの悪さを無視することが出来ず、結局その仕事を辞めることに決めました。
私はその後、心療内科や精神科に行くこともなく、次の職場で働き始めました。
あれ以来、あのような気持ちが沸き上がることもありません。
あれは一体何だったのでしょうか?
あのまま無理をして仕事を続けていたら今頃私は・・・
いかがでしたでしょうか?
怖い話を意識してみました。
働くと決めた会社をすぐに辞めるのはとってもよくない!
でも・・・自分の直感は大事にしよう。