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しがない派遣OLのよもやま話

結婚願望ゼロの私が結婚した話 ~結婚生活~ #39 チリも積もれば山となる

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イタくなった旦那

 

休日は旦那と一緒に出掛ける日もたまにあった。私の美容室の送り迎えもしてくれたり、彼なりに気を使ってくれたのかなと思う。

 

ただ、話をしない間にそれぞれの過ごし方ができたこともあり、結婚当初のように毎週というわけではない。

 

たまに一緒に出掛けると、自分が行きつけの洋服屋さんなどに連れていかれた。

 

友達のようなノリで店長さんに話しかけて本人は楽しそうだけど、店長さんの対応は完全に客に対するもの。旦那が勢いよく話せば話すほどあしらう様な対応に変わってゆくも、旦那はご機嫌で気がついていない。

 

わぁ・・・なんか恥ずかしい・・・。

 

商品のことを訊くわけでも買うわけでもないのに、私を待たせて店長さんに話し相手をさせる意味はあるのか?土曜日の稼ぎ時ですよ?

 

あんなにイタイ人だったかな?

 

また別のとき、知らぬ間に革製品づくりに興味が出たらしく手芸屋さんで足が止まり、店員さんを捕まえて細い通路を塞いだ状態で長話を始めた。この時は商品のことを訊いていたので店員さんも普通に説明をしてくれていた。

 

しかし、待っても待っても終わらないのでしびれを切らした私は店を後にした。

 

ショッピングモールだったので、他に見たいお店はたくさんあるし時間はつぶせたが、ふと気が付いた。私のスマホやハンカチが入ったミニトートバッグ、旦那が持つと言い持ったままだ。

 

連絡取れないわ。まぁどこかで会うだろうからいっかとフラフラしていたら、まさかの「お客様のお呼び出し」をされた。

 

そんなこんなで一緒に出掛けることは楽しくなくなった。俺にはこんなに居場所があるんだ!と私に自慢をするために出掛ける旦那がかわいそうで見るのが辛かった。

 

時々は外食にも出かけたが、それもつまらなくなり、別々に過ごす方がいいのだと感じた。

 

 

止まらないアラーム音

 

私は家で過ごし旦那はバイクで出掛けたとある土曜日、旦那の部屋でアラームが鳴っていることに気が付いた。前に使っていたスマホをアラーム専用にしているのは知っていたので、スヌーズを止め忘れたんだなと思い旦那に連絡をした。

 

私が気が付いたのが朝の8~9時ぐらいで、連絡したのが11~12時ごろかな?旦那からは15時ごろに帰るのでそのままにしておいてと返事があり、あと3時間ちょいなら我慢できるか、と放置した。

 

するとまぁ、18時になっても帰ってこない。アラームは5秒ぐらいの同じ音を大音量でずっと繰り返している。同じ音を繰り返し聞かされると、頭がおかしくなってくることがこの時に分かった。

 

音がだんだん、しょーこーしょーこーあさはらしょーこーのように思えてくる。洗脳ってこういうことか。

 

スマホを破壊したい気持ちを抑えながら過ごしていたが限界がきて、廊下の扉を閉めリビングではロックを大音量でかけてアラーム音を打ち消しながらテレビも大音量にし、テレビの音だけを意識的に拾って聞くというよくわからない技を編み出した。

 

結局旦那が返ってきたのは何時だったかな?そろそろ大きい音はマズイぞと思うぐらいの時間だったので20~21時とかかな?

 

 

山、崩れる。

 

アラーム事件から一週間後のこと。

 

朝の通勤電車ですごくジャマな乗り方(立ち方)をしている男がいた。扉の横に立つのはいいけれど、足をバーンて投げ出しているやつね。真っすぐ立てっつんだよ。もちろんこの頃は新型コロナよりずっと前なので、電車はどんどん混んでくる。「あいつが真っすぐ立てばあそこにもう一人立てるのに。みんな迷惑がってるじゃん。チッ。」なんて思いながら顔を見たら旦那だった。

 

えぇ・・・。私よりずっと早く家を出ているのになぜここにとも思ったものの、その理由は想像がつくのでさておき、外では他人に迷惑をかけているタイプかぁ・・・と思ったらゲンナリした。

 

その日は金曜で、仕事のあとに待ち合わせをして外食をした。私が希望した安いうどん。

 

うどんを食べた帰り道、朝の電車で一緒だったよと言った。そこまででやめようか迷ったものの、「他人に迷惑を掛けているなら家族の私が言わなければ」みたいな変な正義感のような気持ちで注意をしてしまった。

 

それがいけなかったんだと思う。気を付けたつもりだったけれど、言い方も悪かったのかも。注意されるのが嫌いな旦那はキレ、言い合いになった。

 

向こうが聞く耳を持たないモードになったので、その態度に私もキレてしまった。

 

なんというか・・・ひとつひとつは大したエピソードじゃないと思うんだけど、一週間前にアラーム事件もあったばかりで、それはそれで許したというかスルーしたつもりだったけれど違ったみたい。一旦横に置いただけでそこにあったわ。

 

私の横にはそんな塵で山ができており、もう限界だったらしく崩れ落ちた。

 

再び、話をするのをやめた。