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しがない派遣OLのよもやま話

結婚願望ゼロの私が結婚した話 ~結婚生活~ #30 入院&手術、そして退院

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手術を先延ばしにすることにはリスクがあった。

 

私の場合、発見した時点で通常2~3cmとされる卵巣が6cmあったため、茎捻転といって卵管がよじれる可能性があった。

 

もしそうなった場合、「自分では救急車が呼べないぐらい痛いよ」と担当医に言われた。

 

また、救急病院に運ばれた場合、婦人科医がいない可能性があり、子宮や卵巣などをごっそり全摘出される可能性もあるという。

 

そんな不安を抱える中、薬物治療で無事に1年を過ごすことが出来た。

 

月10万の収入から月5万の貯金はキツく予定よりも金額は少なくなったが、それなりに貯まり、仕事を辞めた。

 

予定通り、仕事を辞めた一週間後に入院したが、もちろんヤツには言わなかった。

 

だって、「何かほしい物があったら言ってね!買ってくるよ!(君のお金で)」と言われても精神的な負担になるだけ。

 

もはや、ただそこにいるだけで私の精神負担。

 

通院している病院も告げていなかったが、扶養に入っているため健康保険証はヤツの勤め先が加入している健康保険組合のもの。医療記録などがヤツに届いている可能性もある。

 

万が一、知られている可能性も考え、病院に面会は一切お断りにしてもらい、姉と友達一人だけOKと名前を伝えた。セキュリティがしっかりしている病院で助かった。

 

かくして月曜日に入院。手術の同意書や立ち会いなど、本人だけではどうにもならないことは私の姉がすべてやってくれ、翌日火曜に手術が行われた。

 

手術の内容を簡単に説明すると、腹腔鏡下において左の卵巣と卵管を摘出。待機していた姉は、取り出した私の卵巣を見せられたそうだ。

 

腹腔鏡下手術なのでお腹の傷は小さかったが、術後は熱が出たりして、やっぱり身体の一部を切り取るって大変なことなんだなと実感した。

 

退院予定の前日である金曜、担当医の診察を受けた。翌日退院の許可と、手術の写真などを見ながら説明を聞く。

 

まず、悪性細胞はなかった。そして卵巣と卵管はキレイに取れた。しかし、子宮表面に子宮内膜症がたくさんあったため器具で焼いたが、多すぎてすべては処理できなかった。子宮内膜症が原因で子宮と腸の癒着がひどかったため、剥がしてシートを入れた。今度も治療は必要、とのことだった。

 

「この先ずっと痛いよ。」

 

医師の言葉が衝撃的だった。手術をすれば治ると思っていた私は、そんな可能性を少しも考えていなかった。

 

予定通り、翌日の土曜日に退院した。迎えに来てくれた姉と外食をしてから家に帰ると、ヤツの洗濯物一週間分がたまっているのを見てげんなり。。

 

その日は疲れていたのですぐに休み、翌日の日曜に洗濯機を何度も回す。ヤツはいつものように外出。

 

意外と身体は動き、洗濯だけでなく家の掃除も出来た。