あるとき旦那さんが体調不良になった。
仕事から帰るととても疲れた様子で、食欲もあまりないようで夜ご飯も食べずに寝てしまう日もあった。
前にも書いた通り、この頃は基本的に夜ご飯は別だった。しかし食べられないのは心配なので、本人の意見を聞き、食べられそうだと言うシチューやその他の料理を作り食べさせた。
たっぷりと寝て朝になると元気になるものの、夜に帰ると再び疲労困憊状態の繰り返し・・・。何かがおかしい。
そんなときふと、顔が黄色いような気がした。
はじめのうちは、気のせいかも?という程度だったのが日に日に確信に変わる。
「やっぱり黄色い。」
私がしつこく何度も言うので本人も気になったようで、ネットで色々と調べてから重い腰を上げた。
彼は実家が近い割にかかり付けの病院がないのか、私がこちらに越してから通っている小さなクリニックへ行った。
診察室に入ると医師は彼の顔を見るなり、「大きい病院に紹介状書くね。」と言った。